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川柳宗匠招待準備の内部文書

 

羽前置賜地方へ川柳宗匠他を招待する際に、準備の為に行程や宿泊先などを決めて関係者へ要点を知らせるために檉風(松露庵華月)が作成した文書が残っているので紹介します。

明治30年代当時東京から羽前置賜地方荒砥町までの間、途中福島で一泊し翌日現地入りしている。経費は「宗匠一行招待に要する費用は50円とし、各社中の寄付金を以て之を支弁する事」と記され、又会費は「寄付金は一人50銭以上とし即時納付の事」となっています。当時の庶民的な感覚で換算すると約1万倍(物価はもっと換算率は低いが給与比でこんなもの?)として、招待経費は50万円ほどで、会費は5千円円程度でしょうか?。

九世川柳と昇旭(後の十一世川柳)両名を迎える為に、色々と動き回っている様子が想像できて面白い文になっています

 

 

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