川柳史伝

木枯庵檉風

 

 

 

元祖川柳辞世句 十世川柳書

 檉風謄写「誹風柳多留二十四篇」の元祖川柳画像

元祖川柳「錦木塚回文」

 

 

 

川柳史伝は木枯庵檉風が「川柳の史的研究」として書いた物の内から川柳伝統譜・川柳詩藻・柳祖年譜の部分を「川柳史伝」として編集したものです。書いた時期は、「川柳墓碣碑石考」項に大正十一年十一月と記載あり(龍寶寺訪問は同年夏以降三回、大正十二年の関東大震災で貴重な物を失う前年に当る)、又十世川柳項に「今茲大正十一年七十七歳高齢なれど従事云々」とあるので「川柳伝統譜」については大正十一年頃の記述と考えられます。内容に付いては出来るだけ手を加え無い様にしておりますので、大正から昭和・平成へと経過し、檉風の記述が一部違ったものになっているものもあります。「川柳詩藻」と「柳祖年譜」については歴代川柳本人の作かどうか以外は、撰・編等の作業ですので其れほど問題はありません。但し「川柳伝統譜」と「追加掲載(檉風著)」については、檉風の当時の現状認識・分析・思考・主張が入っていますので、史的・文芸的研究に利用される場合は、他柳史等の専門書をも参考として下さい。

 

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川柳

伝統譜

 

伝統譜元祖

伝統譜二世

伝統譜三世

伝統譜四世

伝統譜五世

伝統譜六世

伝統譜七世

伝統譜八世

伝統譜九世

伝統譜十世

伝統譜十一世

川柳

詩藻

 

詩藻元祖

詩藻二世

詩藻三世

詩藻四世

詩藻五世

詩藻六世

詩藻七世

詩藻八世

詩藻九世

詩藻十世

詩藻十一世

 

元祖川柳年譜

関連柳句 二万七千余句収録

一歳から十歳

1718

享保三年戊戌

十一歳から二十歳

1728

享保十三年戊申

二十一歳から三十歳

1738

元文三年戊午

三十一歳から四十歳

1748

寛延元年戊辰

四十一歳から五十歳

1758

宝暦八年戊寅

五十一歳から六十歳

1768

明和五年戊子

六十一歳から七十歳

1778

安永七年戊戌

七十一歳から七十三歳

1788

天明八年戊申

 

 

 

 

 

 

誹風柳多留

    檉風写本

誹風柳多留初編

二編

三編

四編

五編

六編

七編

八篇

九編

十編

十一篇

十二篇

十三篇

十四篇

十五編

十六編

十七編

十八篇

十九篇

二十編

二十一篇

二十二篇

二十三篇

二十四篇

初代川柳評

柳樽考

誹風柳多留

異本考

柳樽二十五編

異説考

柳多留の

落丁に就て

誹風の語源

川柳評万句合

暦摺(写 

 

川柳書籍

の様式 

 川柳を作る人にを読んで

 

 

 

 

 

 

鑑賞写真

久良岐・剣花坊

卯木・而笑子・塵山

川柳家画像

九世川柳印譜

十世川柳句

 水府・花月

百樹の短冊

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

関 連

末摘花の版木は

残っている?

龍寶寺

万治楼義母子

嗣号沿革考

狂句虎の巻

柳の葉末

続編

歴代川柳の真蹟・肖像画に関し11世川柳と交わした手紙文

改正増補柳風狂句交誼人名録 

 

 

柳風狂句改正

人名録  

 

 

 廻文川柳

 

 

 

羽前の柳書

田舎曲紅畠

最上土産

米沢柳多留

最上仙流

羽前置賜の

柳風狂句合

川柳宗家

招待時の

 

 

 

 

 

 

 

 

 

追加履歴

1、「末摘花の版木は残っている?」を追加。  (2018年05月31日)

2、「詳しくは初代川柳評柳樽考(附門柳考)に考証すれば云々」とある「初代川柳評柳樽考」を追加。  (2018年08月24日)

3、久良岐・剣花坊・卯木・而笑子・塵山の軸や短冊を追加。  (2018年08月31日)

4、「誹風柳多留異本考」を追加。  (2018年10月07日)

5、「九世川柳作成 川柳家画像」  「九世川柳印譜」 を追加。(2018年11月24日)

6、「柳樽二十五編異説考」を追加。  (2019年02月01日)  

7、「誹風柳多留」風写本二十四編の内、十世川柳の題・序・印譜と「初編」写本を追加。 (2019年03月01日)

8、「系譜」  「田舎曲紅畠」を追加。 (2019年03月15日)

9、「龍寶寺」(過去帳等重複するが掲載) 「誹風柳多留二十四篇」を追加  (2019年04月01日)

10「米沢柳多留」 「万治楼義母子の川柳嗣号沿革考」 「最上仙流」 を追加。  (2019年04月08日)

11「狂句虎の巻」 「十世川柳句」を追加。   (2019年04月15日) 

12「最上土産」を追加。   (2019年04月19日)

13羽前置賜地方の明治大正期川柳宗匠と関わりのある「柳風狂句合」 18刊行本を追加。  (2019年05月21日)

14「柳多留の落丁に就て」 「誹諧の語源」 「誹風柳の葉末続篇」 「川柳宗家招待時の」を追加  (2019年05月31日)

15[歴代川柳の真蹟・肖像画に関し11世川柳と交わした手紙文]を (20190608日)

16「水府・花月・百樹」 「川柳評万句合暦摺写」を追加。  (20190615日)

⒘、誹風柳多留 「二編」  「三編」  「四編」  「二十三編」 を追加。  (20190702日)

⒙、「改正増補柳風狂句交誼人名録全」  「川柳書籍の様式」  「川柳を作る人にを読んで」 を追加  (20190816日)

⒚、「柳風狂句改正人名録 150ページ、 各々 略伝と句7 掲載  を追加。  (20190919日)

20、「廻文川柳」を追加。 (20210112日  以下補正・追加等の月日省略)

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歴代川柳資料

 

 川柳伝統譜の肖像画の項で「四世人見川柳の肖像画の画幅を始め、その他祖翁以外の宗家歴代の画像等は、仔細あって今は予の手許に所蔵している。此の事も川柳史上何等かの参考にと書き添えて置く」と記してあるが、現在は十一世川柳より買い受けた、「四世翁肖像軸に関する書類」と書いた封筒が残っているのみで、檉風の資料の中には、肖像画等(二世から七世)は全く残っていない。

檉風の手を離れてから、今もどなたかが持っておられるか、はたまた先の大戦空襲等で灰となってしまっているか・・・。

以下、数は少ないが残っている「歴代川柳関連品」の写真を収録してあります。

 

(貪欲に収集したであろう柳書についても、「柳多留」初篇から二十四篇の原本をはじめ他多数の原刊本や暦摺等総て残っていない)

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木枯庵檉風が謄写した「誹風柳多留」初編から二十四編 十世川柳が「題辞」「序文」を書いて「歴代印譜」載せている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

歴代川柳印譜

九世川柳・十世川柳・十一世川柳が木枯庵檉風(松露庵華月)の為に作ったもの

 

 

 

 

 

 

 

 

 

元祖川柳錦木塚回文

 

元祖川柳錦木塚回文の懐紙は、八世川柳がまだ柳袋といい、秋田県に奉職中同じ秋田県の二階堂家から譲り受け、その後小林昇旭(後の十一世川柳)が譲り受け秘蔵していたもので、此れは明治二十九年百六回川柳忌の際石版摺にして同好の士に配布されたもの。

実物の原懐紙(軸)は、小林昇旭宅で度々檉風が実見していると本著で書いている

 

 

 

七世川柳  「五世六世川柳翁を祭る文」

 

 

 

 

 

 

 

八世川柳 肖像画

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

九世川柳 軸

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

十世川柳 軸

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

元祖川柳 「錦木塚回文」 軸

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

九世川柳

六世川柳

 

 

 

 

 

十世川柳

 

 

 

 

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